ゲームタックル
ソルトゲームで使用しているタックルは以下のとおり。迷走から学ぶ超基本のDr.K's ポイントは、これらのタックルによる実釣をベースにしている。
ウルトラライトゲーム
- ロッド
- ヤマガブランクス ブルーカレント58TZ
(全長1.73m/50g チューブラーティップ) - リール
- シマノ 13ソアレCI4+C2000PGSS(160g)
(ラインローラーを2ボールベアリング化) - ライン
- エステル0.3号(1.8lb)※TEST lb
PE0.2号(5lb)※強力目安lb - リーダー
- フロロカーボン1.0号(5lb)※実強力lb
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インプレ
ブルカレ58TZを最初に持った時は全体的に柔らかく、ロッド選びをやっちまったかと思ったくらい。しかし、テッィプの戻りは素早くブレは感じない。パッツン系のロッドとはまるで違う。
実釣での使用感は、ヤマガがシャープさに拘ったというとおり、軽くて振り抜きがよい。そのうえ、ロッドのしなやかさによるものなのか、魚に違和感を感じさせていないかのような喰い込みでバイトを弾かない。
このしなやかさとシャープさの融合、ショートレングスが相まって、ジグヘッドのトゥイッチやワインド、小型プラグの細かなトップアクションなど、高い操作性を有している。使っていて非常に楽しい。
そして、ヤマガの特徴であるしっかりと曲がるブランクが、走るショゴや重いカサゴなどでも大きく溜めてバットに乗せることができる。アジぐらいではドラグゆるゆるは必要ない。
チューブラーティップの操作性と掛けていける張り、ロッド全体で乗せる感覚は見事なバランスだと思う。もちろんアタリの感覚も必要十分。
海況をサーチする繊細な感度はパッツン系のロッドに譲るかもしれないが、攻めていける楽しいロッドだ。
トップガイドにKF型ではなくKG型を採用しているのも個人的に惚れてしまう。
ライト~ミディアムライトゲーム、エギング
- ロッド
- ゼスタ ブラックスター セカンドジェネレーション S83
(全長2.52m/91g チューブラーティップ) - リール
- シマノ 19ヴァンキッシュ2500S(165g)
- ライン
- PE0.5号(12lb)※Max lb
- リーダー
- フロロカーボン1.75号(8.5lb)※実強力lb
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インプレ
ブラックスターの中でもゴロタ、サーフ、堤防などでジグヘッドや各種リグ、メタルジグ、プラグを使えるオールラウンダーなモデル。
ハードそうにも感じるが、しなやかなティップを併せ持ち、3.5gのキャロリグでも、ティップのしなりで十分に投げることができる。PEとチューブラーティップが相まって、バイトもよく伝わる。慣れは必要だが2gのジグヘッドやヒイカ用のエギもしっかり操作可能。
また、15g程度のエギやメタルジグも、ベリーがいい働きをして、きれいに飛んでいく。

しなやかなティップとトルクフルなベリー、バットパワーが、1.5~20gと適応ウェイトの幅広に繋がっているのだろう。エギングにはティップが少し柔らかいかもしれないが、状況によっては返って乗りがいいかもしれない。ただ、3.5号のエギになるとボトムからキビキビ動かすにはパワー不足。スローアクションなら問題ない。この辺りが境界点だ。
ロッドバランスは先重り感があり、カウンターウエイトが必要だ。19ヴァンキッシュとの組み合わせは、EVAに巻いたウエイト(最も左の写真)のみで、リールフットを小指と薬指に挟んで丁度良い感じだ。
ショアジギング、サーフフラットゲーム
- ロッド
- 未定
- リール
- シマノ 15ストラディック3000XGM(250g)
- ライン
- PE1.0号を予定
PE0.6号(14.5lb)※最大強力lb - リーダー
- フロロカーボン5号を予定
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ランディングギア
- シャフト
- アルファタックル ランディングギアシャフトナノ400
(4m/435g 9本継 仕舞寸法56cm ベルトハンガー付属) - 枠
- プロックス ワンピースアルミフレーム/オーバル35
(35cm×39cm ラバーコーティングネット) - その他
- 昌栄 フレックスアームVer2ロックタイプ
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インプレ
シャフトは、ランガンに便利な軽量小継タイプでベルトハンガーも付属する。張りもそれなりで、通常使用では十分。

枠は魚を取り込み易いオーバル型。魚に優しいラバーコーティングを施したネットでメンテナンスもしやすい。40×55も所有しているが、これだとかなり大きい。
枠とシャフトを接続するのは、定番のフレックスアーム。移動に便利なロックタイプは使いづらいとの声もあるが、慣れれば問題ない。使用しているゴールド色は暗闇でも視認性をアップしてくれる。
これで総重量は約700g。ライフジャケットの背中のD環に吊るしている。
旧タックル
シマノ ソアレBBアジングS604ULS
(全長1.93m/66g ソリッドティップ)
このロッドは、しなやかなティップで乗せ、張りのあるベリーで掛けるソリッドティップモデルの乗せ掛け調子で、価格は12000円前後。
ソリッドティップの張り、柔らかさは丁度よく、それに繋がるベリーにも撓りを持たせてあるため、テーパーは今流行のエキストラファーストではない。
なので、プラグやマイクロメタルジグも使えるが、ティップが柔らかいため、操作性からは3g程度までに抑えた方がよい。
一方、バットが結構太く、急に強くなる。そのため、30cmを超えるヒラセイゴも余裕をもって浮き上がらせることができるが、反面、繊細なアタリが手元まで届いてこない場面も多い。
喰い渋ったときの微妙なバイトや、食い上げなどのアタリは取りづらかったのも事実である。感度重視のジグ単専用機ではない。
しかしながら、一般的なバイトはしっかり感じることができ、しなやかなティップはマイクロワインドにも丁度よく、アジングのエントリーモデルとしては、コスパ最高のロッドである。
マグナムライトローター搭載のソアレCI4+とのバランスは、微妙に先重りとなり、好みによって微調整を行うくらい。
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