3か月ぶりのランガン。5月はメバル、6月は若ショゴの予定だったが、どうにも都合が付かなかった。予定の空いた一日に早めの夏休みを確保し、急遽ランガンへ出発した。
ランガンと言っても、久しぶりの釣行なので、改めての様子見。夏のショゴを探しながら海の状況を確認。
あまりにも暑いせいか、釣場に人はまばら。南風がそれなりに吹いており、ウインディーサイドの水色は緑色。クーラーボックスに汲んだ水からもはっきり分かる。
3g、5gのジグヘッドを使いワインドで調査開始。追ってくる魚影はなし。港内を広く探りながら、潮通しの良い場所まで移動。途中、弓角を投げまくるおっちゃんと出会ったが、バイトはないようだ。
潮通しの良い場所までくると、若干潮色が改善。3g、5g、7gのジグヘッドを使い、中層のワインドやボトムをジャークで探る。
すると、ピックアップ寸前、表層で何かが食った。青物ではない。上げてみるとマハタの幼魚。大きくなってから出会いたい。
さらに潮が当たるウイード周辺を探っていると、何かがガツン。やはり青物ではなく根魚っぽい。ガシラかと思いつつ、上げてみると、今度はオオモンハタの幼魚。
今日、この場所はどうなってしまっているの?普段いるサバなどは全く姿が見られない。表層や中層に青物はいないらしく、ボトムをネチネチ探っていると、次はエソの幼魚。
それでも、ショゴを探しつつ、マズメになればアジの回遊もあるかと粘ってみる。
全く回遊はなく、時間だけが過ぎていく。完全に暗くなり、ジグヘッド、ワームをアジングスタイルに。すると、中層で何かがアタる。が掛からない。
1.2gのジグヘッドを0.8gまで軽くする。ワームを啄ばむようなバイトばかりで、なかなか掛けられないが、ついに掛ける。正体は10㎝前後のイサキっ子。
なんか高級魚ばかりだが、皆大きくなってから出会いたい。そうこうしているうちに潮止まりを迎え、今日のランガンを終了。
クーラーボックスのペットボトル氷を2、3度首に当て、休憩しながらのランガン。そうしないと確実に熱中症になりそう。そりゃあ、釣師も少なければ、海の中も変わるか?
火照った体を車中冷やしながら、外房を後にした。掛けた魚は全てリリース。また大きくなって戻っておいで。