房総ソルトゲーム迷走伝
 ~ランガンリポート~

外房・某漁港でフロートアジング2

横区切り線

先週が不完全燃焼で、アジのいる場所でフロートアジング・Fシステムを試してみたい。たまたま仕事の隙間ができたので、半日休を取得して急遽ランガンへ。

ここのところ、アジの回遊がみられれる漁港に到着。思っていたとおりサビキ師で賑わっている。

声をかけると、

餌師「昼からいいサイズが釣れてるよ。ほらこれ尺アジ。今は止まってるけど、潮が動けばまた釣れるよ。」

 私 「奥は釣れてないようだけど、ここだけですか。」

餌師「海鳥のいるところは駄目だね。ここは人が多いから鳥もあまり寄ってこない。もうすぐ帰るから、ここ入る?」

 私 「いや、奥でやってみます。」

と、後ろを向いて立ち去ろうとした瞬間、

ガヤ「アジングか知らねぇけど、アジはサビキで釣るのが一番だよ。」

 私 「...。(そんなの分かってやってんだよ。サビキじゃ面白くないから。)」

普段は回遊してくる場所でジグ単を開始。ベイトがたくさんいるが海鳥も多い。海鳥がベイトを追いかけ回し、アジの姿はない。

潮が動き出すタイミングで、混んでいる岸壁に戻ってみる。餌師の中にアジンガーが1人。その隣が空いており、そこに入らせてもらう。

サビキ師にアジがポツポツ上がり始める。1.5gのジグ単でボトムを攻めるが、横風が強く、底を取りづらい。中層で何かがヒット。

カマス

25㎝くらいのカマス。持ち帰りサイズではない。

隣のアジンガーのキャロにアジがかかる。投げサビキのコマセでアジが遠い。サビキ師の棚は4~5mだから、30m先のボトム付近だ。
(私が餌釣をしていた頃から思っていたが、なぜ、サビキ師は無駄にアジを遠ざけてしまうのか?こんな地形変化がないところは、皆が足元でやれば効率が上がるのに。コマセとはそういうものだ。)

ここでフロートを試してみる。本来ならキャロか、スプリットなのだが、浮力0に改良したシャローフリークを使う。

シャローフリーク

ウエイトチューン

ジグヘッドの重さで沈下スピードが変わる。まずは2gで投げサビキの先へキャスト。ボトムを取り、ただ巻きとシェイク。たまにボトムを取り直す、を繰り返す。するとヒット!

またも25㎝強のカマス。写真を撮ろうとすると、スマホのバッテリー切れ。画像はなし。

コマセに同調させるため、0.8gのジグヘッドに変えるとたちまちフグの餌食。2gのジグヘッドに戻すと、また同じサイズのカマス。

コマセに付いているアジをどう狙うか。フロートでスローな釣りにすると、たちまちフグの餌食。久々に投入したエラストマーのワームもスッパリ。

2.5gのジグ単に変え、遠投。速攻でボトムを取ってから、フィジットヌード2.7インチでワームの存在をアピールしつつ、ネチネチ、ネチネチ、シェイクでスローに誘ってみる。

するとヒット!これはアジの感覚。ドラグの緩め過ぎで締めようとした瞬間、ラインテンションが抜け、痛恨のフックアウト。やっちまった。

その後、アジの再現はなく、カマスは暗くなって浮いてきたベイトを表層で追っており、いくらでも狙える状況に。

サビキ師のアジのペースも落ちてきて、小雨もぱらついてきたため、時間は早いが、ここで終了。カマス・デーになってしまった。

コマセに付いたアジを狙うのが難しいのは分っている。しかし釣れない訳ではない。今回はフロートのFシステムに拘ってみたが、すこし心残りなのは、

で、ワームをフワつかせながら、コマセと同調させてみることも試せばよかったな。

今シーズン、もうチャンスはないかな。次からはマイクロプラッキング主体に、状況に応じてフロートだ。

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