訳あって半年ぶりのランガンである。公私ともに多忙を極め、個人的な趣味など何もできない日々が続いていた。休暇をとっても半日程度で、体を休めるのが精一杯だった。
ようやく落ちつきの兆しが見え、平日の休暇を取得した。しかし翌日は仕事のイベントで休日出勤。まずは慣らし程度に短時間のデイゲームから。
房総山道を進み、この時期お決まりの筍をゲット。そしてポイントに向かう。
デイゲームといえば、春イカ・エギング。今日はロッド一本で勝負。アジングはしない。
ポイントに人影はない。南西の強風予報だったが風裏にあたるこのポイントでは、東から風が回ってくる感じだ。海藻類は十分残ってくれている。
3.5号シャロータイプのエギをチョイスし、キャスト開始。今回は海藻を避けるのではなく、海藻帯からイカを引きずり出す。
シャロータイプのエギを使い、海藻帯の上をトレース。海藻の切れ目では十分に沈め、そしてしゃくる。
ラインが横風を受けエギがドリフト気味だが、糸ふけを無理に取ろうとすると予想以上にエギが動いてしまう。ラインが多少膨らんでも、どこまでもナチュラルにエギを操作する。
トレースするコースを変えていくと追尾するイカを発見。しかし抱かない。イカは海藻の中に消えていく。
気にせずコースを変えてキャストする。海藻が薄くなっているところでエギを沈める。すると乗った。ヒット!
春イカにしては小ぶりなアオリイカ。海藻帯から引きずり出すことに成功。久々の春イカをゲット。
その後、全ての海藻帯を探ってみたが、イカはいないようだ。本来なら場所を変えるところだが、今日は短時間勝負ということで、潮が動きだす夕マズメのタイミングを待つ。
その間プラグをキャストしていると、ムツの幼魚がフッキング。こんな小さいのに。
潮が動き出してきたようなので、改めてエギをキャスト再開。しかし、この日の回遊はないようだ。
この後のナイトゲームにも心惹かれるものがあったが、適当なところで終了とした。久々の海に心癒され、釣果関係なく満足な一日となった。