房総ソルトゲーム迷走伝
 ~ランガンリポート~

某ポイントでショゴパトロール&アジング3

横区切り線

仕事により夏休みを撤回されそうだったが、何とか休むことができた。前回疑問に思ったことを確認しに再びランガンへ。

前回とほぼほぼ同じ計画で出発。まずは満潮前後の上げ7分から下げ3分の間でショゴ調査。

子どもたちの夏休みも最終版。到着したポイントは人が少な。南よりの微風。

早速準備しキャスト開始。構造物の変化点などをワインドで探っていく。歩きながら広くキャストしてみるが青物の姿は見られない。

それではとボトムで底魚を狙ってみる。しかし、バイトは全くない。周囲のコマセ師には、小サバやイワシが上がっている。ベイトはいるのにフィッシュイーターの姿が見えない。このポイントは今年、どうなってしまったのか。秋の小イカシーズンは大丈夫か。

ショゴ調査を終了して、アジングの部へ。夕マズメに合わせ、晩夏から秋にアジやムツがよく入ってくるポイントへ移動した。

アジングもここ最近はベイトフィッシュに寄せたマイクロワインドで誘ってきた。しかし、夏はどうしてもアタリの出が減り、ショートバイトも多い。夏の豆~小アジでは結果を出せていない。

そもそも夏の常夜灯の下でライズしている豆~小アジは、プランクトンを捕食している。マッチ・ザ・ベイトで考えれば、やはりアミに寄せたアクションなのだろう。

まずはいつもどおり、明るいうちは構造物の変化点など探りつつ、薄暗くなってからはスロープの落ち込みなどを丁寧に探る。しかし、アタリはない。

港口には餌師が一人いて、木っ端メジナが上がり続けている。アジの回遊はないようだ。

次に、夏の夜に実績のある、人がいない小場所ポイントへ移動。ライズを発見。0.6gのジグヘッドに、今回導入のテトラワークス・バーニーのシルバースターダストをセットする。

表層を軽くトゥイッチ。動きを止めた瞬間にバイト。体が反応して掛ける。

しかし突然のヒットで動揺し、巻きが強引だったかフックアウト。ドラグを調整して再チャレンジ。またヒット!今度はしっかり15㎝程度の小アジを確保。

表層50㎝以内のところを、ちょんちょんちょんと小刻みなトゥイッチでアジにワームを認識させた後、一瞬止めてフワッとさせる。ここでバイトがでなければ、即トゥイッチに戻り表層をキープするように続ける。そして止める。止めたときにバイトが出る。

トゥイッチなのか手を震わせているのか分からないような小さなアクション、スローな釣りでアジを掛けていく。ショートバイトやフックアウト、ポロリもあるが概ねこんな感じ。明暗の際でバイトが際立つ。

アジの群れは15㎝弱くらいの豆~小サイズ。アミ優勢。ここで他のワームも試してみる。アミに寄せられるアジリンガーのGSオキアミパワーやチビキャロスワンプのUVクリアー。同じアクションであればバイトが出る。

釣果

特に全体がケイムラカラーのチビキャロはアピールが強いのか、バイトは明確に出る。一方で、何回かバラすと極端にバイトが減る。これがアピールカラーの両刃の剣。

さらに、途中ワインドアクションでも誘ってみたが、バイトが出なくなる。アジングにベイトフィッシュパターンやアミパターンはないという意見もあるが、アジのサイズやその時々で傾向があるのは確かだ。

アミしか食べないということはないのだろうが、優勢なもので釣った方が結果は早い。こうやって自分なりにターゲットの生活史を学んでいくことが面白い。持ち帰りの魚はそんなにいらない。

さて、前回の疑問は解け、一定程度の再現性も確認できたし、夏アジングはこれにて終了。秋のハイシーズンに向けて、次回から何をしようかな。

釣果

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