多忙だった仕事を納め、本年のランガンも納めたい。しかし、ランガンに行ける29日、30日は南西の強風予想。まだましな29日をチョイスし、房総山道を駆け抜ける。
ポイントに到着すると、海面はうさぎが跳ねまくる強い西風。7、8m以上吹いているか。
今日はPEアジングに挑戦しようと計画しており、この風は厳しい。風裏のポイントを探す。
しかし、どこも風が回り込んでくる。替えスプールにエステルは用意してある。でも男なら使わない。風のある時にPEアジングが成立するか。今日のテーマだ。
この風の中、PEでは重いジグを選ぶしかない。3gのメタルジグや2g前後のジグ単で勝負。なんとかジグの操作は可能。ゆっくりボトムを取ったり、ドリフトをしてみたり。1g前後になると何をしているか、全くわからない。
挙句の果て、ロッドスタンド兼クーラーボックスが風で倒れるハプニング。危うくリールが傷つくとこだった。というか、樹脂ローターには一か所打ち傷が残っていた。(泣
風裏の小場所のみ、1g前後のジグ単操作が可能だったが、沈めるのに時間がかかり効率が悪い。
3か所、風裏ポイントをまわったが、どこも生命感がない。フグにワームをかじられるだけ。アジンガーたちも入れ替わり立ち代わりだ。何もないまま納竿ランガンを終了した。
はい、大敗北!
今日の結論。PEアジングは無風に限る!!
慣れれば多少の風でも問題なさそうだが、無理に使う意味があるか。2ロッド体制でロングロッドにPEを巻いていれば、重量のあるリグでの遠距離サーチは可能。
ショートロッドでの極細PEは、アジが表層に浮いている時や、PEラインの浮力を使ったスローなフォール、ドリフトなど、使う場面を選べばよい。
無風時なら、PEの利点を最大限活かして、いろいろ楽しめそう。ただ、無風時がどれだけある?多少の風なら極細PEを操れる腕を磨くのも面白いかな。