2月以来、8か月ぶりのランガン。この間、何度かランガンを考えたが、コロナによる地元感情や漁港への立入禁止を考えている漁業関係者に配慮し、慎重な対応を行ってきた。
過日、房総半島の漁港を下見する機会があったので、この目で実際の様子を確認した上で、問題が無さそうな場所、時間帯で決行。とあるポイントに向かう。(コロナ渦による漁港の混雑が落ち着くまで、ポイントが特定できる一切の情報を控えたい。)
まずはこの時期、秋イカが狙える場所へ。16時過ぎの明るいうちからキャスト開始。ケイムラカラーの3号エギをチョイスし、フルキャスト。感覚は鈍っていない。
数投でエギの動きを確認する。ある程度の濁りが入っている。金やグローベースのエギに変更。するとフォール中にゆっくりエギを引っ張るアタリ。合わせるも掛からない。
確かにイカだと思うが再度挑戦。数投しているとまたも同じアタリ。触腕でゆっくり引く感じ。慎重に合わせたが、また掛からない。
どうも、活性が低い。気温が下がったからか。2.5号にチェンジし、ゆっくりしゃくる。すると、ズン。乗った!三度目の正直。
触腕1本、慎重に抜き上げる。トンカツとコロッケの中間、メンチカツサイズのアオリイカ。
苦しいコロナ渦の中、久しぶりの釣果。うれしい。今年初となるアオリイカ。殺生するには忍びなく、リリースした。
その後、2.5号エギに同じようなアタリがあるものの乗らない。3号エギに至ってはアタリすらなくなった。途中、乗せたと思ったものがあったが、寄せてくるとイシガニ。
これはこれで、しっかりとエギを抱きかかえていたので、釣れたではなく釣ったかな(笑)。
18時半までしゃくったが、掛けたのは明るいうちの一杯。まあ、久しぶりのランガンでは良しとしよう。
次に向かったのはアジングのポイント。1.2gの鯵ヘッドDにマナティー28。例によってライトワインド。今流行の鬼滅 我妻善逸ではないが、他の技は使えなくとも一つの技を極限まで鍛え上げるのだ。
と、早速バイト。が、掛けられない。これまでなら普通に掛けられたバイトなのに、腕が鈍っている。その後、バイトが無くなる。
粘っていると何かを掛けた。動きは鈍いが引きはある。寄せてみると…。
やばい奴だ。捕まる奴。フックを外し、即、お帰りいただいた。(警察にクーラーボックスの中を確認され、逮捕されている方もいるようなので、くれぐれも持ち帰らないように。)
気を取り直して広範囲を探る。ボトムではバイトがあるが、それはちびガシラ。
表層から中層は全くバイトがない。ボトムを攻めるとまたガシラ。全てリリース。
同じパターンを何度か繰り返し、アジが居ないことを確認。風も強くなり、やりにくくなってきたところで、本日終了。活性の高いアジを探しに行っても良かったが、まずは試運転程度で早上がり。
久しぶりにしては、いろいろな魚?、いや海産物に会えて楽しかった。やっぱ、海はいいね。
追伸 釣りのできる漁港に一極集中する傾向が顕著。漁業関係者や周辺住民に迷惑をかけない配慮をお願いしたい。混雑するような無理な釣りは控えよう。