お役立ちグッズ
ランガンするに当たり、できるだけ身軽でコンパクトにというコンセプトのもと、様々なツール、グッズを用意しているが、実際にランガンしてみて、有ってよかった、無いと困ると思うお役立ちグッズを紹介する。
老眼対策
Dr.Kは老眼である。字を読むときや細かい作業では、眼鏡がないと何もできない。普段は必要ない。ランガンに老眼鏡?デイゲームでは偏光グラスも使用する。邪魔だ。
そんな時にはこれ。
- ティムコ フリップ・フォーカルX2.25(アメリカ製)
2.25倍の拡大鏡で、帽子のつばに簡単装着。使わない時は、つばの裏にフリップアップ。必要な時にレンズをフリップダウンし、焦点を合わせるだけ。偏光グラスをかけたままでも大丈夫。これが無くなったら、ランガンは即中止の超重要アイテムなのだ。老眼鏡は持って行かないよ。
改良)
フリップ・フォーカルの弱点はヒンジ部。樹脂の躯体と鉄芯の摩擦で角度を維持するので、樹脂が擦り減ればブラブラとなる。鉄芯も錆びる。
ブラブラになった場合、鉄芯のカシメをヤスリで削り鉄芯を抜く。レンズの躯体を動かすので、そちら側の穴が大きくなっているはずだ。
M2.5のボルト・ナットを用意し、ボルト、バネワッシャーをレンズの躯体側からセットする。帽子に取り付ける方の躯体は穴が大きくなっていないので、ボルトを締め込んでいく。緩くなったレンズの躯体をバネワッシャーと帽子側の躯体で挟む形だ。バネワッシャーのバネが効いて、いい具合の摩擦が生じる。
再び緩くなれば、締め込むだけ。なお、ボルト長は16㎜。材質はSUS304。Amazonで中国から空輸した。
防寒対策
外房は真冬でもアジが釣れる。朝マズメは0℃前後まで下がるため、餌釣りではキャンプ用ストーブを用意することもあったが、ランガンではそうはいかない。
衣類による寒さ対策で大事なことは、温まった血液を冷やしてはいけないこと。足や腕がラジエターになってはダメ。インナーでしっかり血液を温めていれば、足先、指先も大丈夫。
そこで、Dr.Kが使用しているのは、ハヤブサ フリーノットシリーズの
- レイヤーテック
- エキスペディション厚手 シャツ
- エキスペディション厚手 タイツ
- ソックス厚手
- フォーオン ネオプレングローブ3本カット
いずれも、光電子(こうでんし)繊維を使用している。光電子繊維は、人の体から出ている体温を吸収し、遠赤外線を効果的に体に輻射する素材なのだ。汗などの水分に反応してから温まる繊維と違い、着てすぐ温まる。というか、極寒では汗を掻きづらい。
もちろん、これに冬用のウエア、防寒着などを重ねていくが、たくさんの重ね着は動きを制限してしまう。これらを着ているか着ていないかで全然違う。高価なものなのでランガンでしか着ない。
ガルプ対策
ガルプ!これまで使用した感じでは、間違いなく有効。カラーによる差は大きくでるが、状況に違和感のないカラーであれば、他を凌駕する実力をもつ。
しかし、難点がその臭い。液体が衣服や車内に拡散したら大変なことに。元のジッパーは何の役にも立たない。様々な容器が販売されているが、多かれ少なかれ液漏れがあるらしい。
そこで、Dr.Kはこれ。
- 金鵄製作所 小判型投薬瓶(無地) 30ml
瓶といっても、材質はポリプロピレン。明邦のLサイズのケースにピッタリと収まるのもよい。ワームの取り出しは100均のピンセット。投薬瓶だけに、日常使いでは全く問題がない。
極寒の時は寒暖差で若干液漏れするが、ケース内に紙を敷いておけば、問題がない程度。Dr.Kは、匂い系のワームはすべてこの瓶の中。
(令和元年12月27日追記)
しかし、最近では荷物を減らすため、ベビーサーディンのグローオキアミ(ホワイト系)1種のみ。PP製の遠沈管に入れている。尻尾を上向きに入れ、振ってから蓋を外せば、手で掴める。