~中通しウキ~ウキ

ここでご紹介する中通しウキは、カゴ釣りで使う「発泡中通しウキ」です。

カゴ釣師の多くは、糸落ちがスムーズで仕掛け馴染みの早い環付きウキを使用しているようですが、 Dr.Kは、遠投性を保ちつつ、仕掛け絡みを少なくするため、中通しウキを使っています。

発泡中通しウキ Dr.Kは2号竿とのバランスから比較的小さいウキを使っています。 写真左からケミ75対応のサンナー「サンナーフロート」の6号及び8号、 ケミ50対応のYO-ZURI「大島」の6号及び8号、N/Bの4-2号(内蔵錘2号)です。

ウキの表示は、そのウキにあった負荷を示していますが、 2号程度軽くしないと、天秤などの重さでかなりの部分が水中に沈んでしまうものがあります。 「サンナーフロート」は表示と同じ錘、「大島」は2号ほど軽い錘で安定します。

ウキの安定のためには、内蔵錘があった方がよいのですが、 ライトタックルの場合には、竿の負荷を考慮する必要があります。 投入時には、錘やウキ(内蔵錘)のほか、アミコマセを詰めたカゴも竿の負荷となるからです。 Mカゴにコマセを8分目くらい詰めた状態は、錘4号相当になります。
(コマセは水とほぼ同じ比重のため、ウキの負荷には影響ありません。)

Dr.Kの2号竿は錘負荷3~8号ですので、内蔵錘が有る場合と無い場合では、

  1. 錘6号+Mカゴ(4号相当)+6号 or 8号ウキ=10号負荷
  2. 錘4号+Mカゴ(4号相当)+4-2号 or 6-2号ウキ=10号負荷

といった組み合わせが、限界と思われます。 (10号負荷を越えると竿がかなり撓ってしまいますので。)

Dr.Kは、棚が深い時の仕掛け馴染みや投入時の飛行姿勢から、 錘が重いa.を選択しています。

遠投カゴ用の3~4号竿であれば

なんていう標準仕様も可能なんですが。

発光体挿入パイプ ちなみに、飛距離が30mを越えると、ケミ50はよく見えなくなります。 でも、ケミ75対応の6号ウキを見つけるのは結構大変で、特に内蔵錘なしはほとんど見かけません。

そんなときは、ケミ50用のパイプをケミ75用に換えてしまう手もあります。 パイプを丁寧に外してから、熱したドライバで孔を大きくして新しいパイプを接着すれば良し。 簡単です。(ウキのバランスに注意! ケミ75は50に比べて格段に大きくなりますから)

ウキのヒビ また、発泡材にエナメル質をのコーティングがされた特売ウキは、すぐヒビ割れますので「安かろう悪かろう」に ならないよう、注意してください。Dr.Kはなってしまいましたσ(^^;)

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