Dr.K&Jr.Yの釣り日記

横区切り線

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Jr.Yも中学生となり、文武両道で多忙の日々を過ごしているなか、お盆休みの間隙を縫って、一緒に出漁しました。 前回の釣行からは半年が過ぎ、本来ならDr.Kが春以降に単独釣行する予定でしたが、3月の大震災の影響でままならず、久々の出撃です。

Jr.Yが宿題にもたつき、自宅を出たのは15:30。途中、いつもの釣具屋でアミブロックを調達しましたが、 そのブロック、中国産で品質は国産よりも劣るとか。震災の影響がこんな所にも出ているようです。 まあ、確かに冷凍ものにも関わらず臭いが強いのですが、それはそれで中国産アミブロックの実力を確かめてみましょう! 中国産は冷凍技術の関係から水分が多いと聞きましたので、いつもの倍の2kgを購入しました。

さあ、HomeGroundに向けて、いざ出発。食糧等を調達しつつ、港に着いたのは17:30前。 出足が遅れたため、予想どおり港口タンク前から市場前は既に人でいっぱいです。釣座は確保出来そうにありません。 そこで、先月好釣果だったという裏情報を頼りにお隣の港に移動。 ここでも、荷さばき前、白灯及び赤灯の先端は既に先客がありましたが、一声かけて赤灯の2番手に入れてもらいました。

KZ港 ここの堤防の釣座は高く、Jr.Yの延べ竿トリックはできません。素早くカゴ釣りの用意を済ませ、18:00に実釣を開始しました。 港口の船道は先端の親子連れが狙っています。堤防の外側に投げるためにはテトラに乗るしかなく、Jr.Yと一緒のDr.Kは港内に伸びる船道狙いです。

すぐにアタリはあるものの、それはフグ、フグ、フグ!なんとフグ風呂状態です。明るいうちはしようがないと諦めましたが、 暗くなり、先端でアジがポツポツ揚がり始めても、港内はフグ、フグ、フグ!先釣者が「先端使っていいですよ。棚は極端に浅いですから」と声をかけてくださり、 やや遠慮気味に船道に投入しますが、これまたフグ、フグ、フグ!

何もできないJr.Yも飽き始めたので、この場は勇気の撤退。駄目もとでHGへ引き返しました。 HGに着くと、市場がまだ作業中ということもあったのか、市場前中程から奥が空いています。 端の方に声を掛けると「少し、離れて」と言われましたが、距離をとって素早く釣座を確保しました。

ここで周りを確認すると、いつもと少し違った様子が。皆さん、普段は投げサビキでガンガン投げるのですが、今日はほとんどの人が足下。 タンクの方で投げサビキが見られるものの、その浮子たちはかなり手前。ここは無駄に魚を散らすこともないかと、我が家も足下トリックからスタートです。 19:30、やっとJr.Yの出番です。

KU港 我が家のトリックは網カゴ付き。アミコマセをカゴに詰め、トリックに擦り付け、いざ投入。竿をゆっくり降って、コマセを振り落とします。 シーン...。

周りはたまに揚がっているようなので、魚がいない訳ではなさそう。こういう時は、そう!コマセを撒くのじゃ~。トリックめがけて、コマセを撒くのじゃ~。 今日はいつもの2倍あるし、魚を一点に集めるのじゃ~。

Jr.Y 中国産のアミブロック。国産と違い、煙のようになって水になじんでいきます。と、その瞬間。『キターっ!』(織田裕二風)。目測20㎝程度のアジが揚がりました。 ここから、アジ、ムツっ子が、ゆっくり休むことができない程度に揚がり続けます。Jr.Yは忙しそうです。

Dr.Kは様子を見ながら、カゴフカセ、投げサビキにチャレンジ。棚を変え、サビキを変え、いろいろやってみますが全く駄目。 とうとうトリックの近くに投げサビキを落として見ますが、アタリすらありませんでした。

トリックも網カゴのコマセでは足りないようで、追加を撒くと掛かります。コマセが切れるまで2時間45分、同じパターンで釣れ続けました。 魚の喰いが渋いのか。中国産のコマセに原因があるのかは判りませんが、カゴでも釣れないことを考えると、 中国産のコマセは1回の撒く量にそれなりの量が必要なのかもしれません。

KZ港から勇気の撤退が大成功し、本日の釣果は全てHGで延べ竿によるアジ18匹、ムツっ子9匹となりました。 Jr.Yがまたしてもゲームをする時間はありませんでした。Dr.KとJr.Yは心地よい疲れのなか、22:30、KU港をあとにしました。

ムツッ子 アジ

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