房総ソルトゲーム迷走伝
 ～ランガンリポート～

外房・某漁港でカマシング&エギング

• ２０２３年９月２９日（金）
   １５：３０～２０：３０
• 晴
   大潮（満潮16：37　干潮22：35）

９月上旬の台風１３号により房総半島は打撃を受けた。少し間をおいてのランガン。海水温の状況が気になるところだが、今日は夕方までカマスとアオリイカ、夜はアジにターゲットを絞っての釣行だ。

前回、運よくカマスを拾ったポイントへ。向かい風で多少ゴミが寄っている。潮色は悪くない。ブルカレ５３ＴＺは３ｇのメタルジグ、ブラックスターＳ８３にはエギ。

まずはメタルジグでカマスを探る。反応なし。エギも同じ。ルアーが海中のゴミを拾い、釣りづらい。

アジ狙いの餌師もいるが、アジの姿はないようだ。移動しながらキャストを繰り返すが一向に反応がない。ブラックスターに１０ｇのメタルジグで広く探っても変わらない。

帰る老餌師に話かけると「アイナメと小メジナが少しかな。」。多少、魚はいるようだ。漁師の刺網も入っている。

その後、地元ルアーマンが登場し話かけてきた。

相手：「状況どうですか。」

私 ：「全く反応ないです。」

相手：「台風まではカマスが入ってたんだけど、台風でいなくなったみたい。」

私 ：「台風前は私もここで掛けたけど、今日はダメ。」

相手：「まだ戻ってきてないか。」

ということで、ポイント移動。潮止まり中に秋イカの実績ポイントへ。潮が動きだすタイミングと夕マズメが最大のチャンス。

人は少なく、アジもいなさそう。ベイトの姿がない。果たしてアオリイカはいるか。キャスト開始。３号エギでスタート。反応なし。追ってくる姿もなし。

潮も動き始め、日も沈む。３号エギで反応がないため、２．５号エギにチェンジ。ラトル入りを使い誘ってみる。と、乗った。

コロッケサイズより一回り小さなアオリイカ。即リリース。いると分かれば、３号エギのラトル入りにチェンジし、大型を狙う。掛けた。

さっきより確実に大きい。が、途中フックアウト。気を取り直しこのタイミングを逃さない。再び掛ける。

手元に伝わる感覚は、さらにでかい。今度は慎重に寄せて抜きあげる。秋イカにしてはグッドサイズ。やっぱおったで～。

今日は中秋の名月に満月が重なる。ナイトゲームといっても超明るい。潮も大潮でどんどん引いていく。

この後アタリはなくなってしまった。一瞬の回遊だったのかもしれない。港内を広く探ったが、アオリイカもアジ、ムツもいない。ここで再びポイント移動。アジを探すため、常夜灯のある小場所へ。

このポイントは濁っている。今週強く吹いていた風がポイントごとに微妙に影響している。クリア系のワームではうんともすんとも。グローの白色に変えるとフグの餌食。ここもフグしかいない。

今日はこれで終了。アオリイカの成長は個体でバラバラ。例年より暑かったからか、成長が早いのもいる。今年は楽しめるかも。

しかし、アジはほんとにどこへ行ったのか。場所によっては上がっているようだが、接岸のタイミングなのかもしれない。もう少し水温が下がるのを待って試してみよう。