どうしても諦めきれず、今年最後のショゴゲーム。職場に無理言って有休を取得した。これまで2本のロッドとも、重量、サイズの違うジグヘッドとワームのワインドで追いかけてきたが、今回はワインドとメタルジグで攻める。
はじめにいつものポイント。相変わらずスロープ周辺の奥は潮色が悪く、ゴミだらけ。この暑さでこの潮色はこれまで皆無だった状況と同じ。今回は潮が流れ込んでいる方を探る。
潮は効いているが、何も起こらない。ベイトすら発見できず、いるのは淀んだところにボラの大群だけ。港内は日陰になる場所もなく、魚が潜んでいる様子も無い感じだ。テトラ側の港外も少しやってみたが、直射日光が厳しく暑すぎる。1時間キャストし移動。
潮止まりまであと45分ぐらい。人気場所で、ここのところあまり行かなかったが、潮がよく効くポイントへ行ってみる。夏休み明けの平日で比較的、人は少ない。海面もいい具合に日陰になっており、感じがよい。
ジグヘッドのワインドで調査開始。追尾してくる魚影を確認。ショゴではない。移動しながら全体的にポイント探ってみるが、追尾のあった箇所は一か所のみ。その場所に戻り、ジグヘッドとメタルジグで丁寧に探る。
バイトはあるが掛からない。早いワインドには喰わせの間が足りないか。ゆっくりのワインドには反応がなくなる。メタルジグでひらひらを強調する、ゆっくり目のリフト&フォールを繰り返す。すると掛かった!
合わせでブルカレ58TZが大きく撓る。今はPEなのでドラグを効かせることもなくどんどん寄せる。上がったのは28センチのカマス。微妙だがキープ。
これで日が沈み、潮止まり。このあとカマスはどこに行ってしまったのか、全くバイトがなくなった。
暗くなり、そのままアジングへ。多少アタリはあるが、今までの南西風の影響から流れ藻が多くて釣りにならない。ポイントを移動してみる。
夏の小アジ実績港はこれまで同様、魚の姿がない。フグすらいない。水温が激高そうだ。ざっと探って、すぐ移動。
普段行かない超絶有名な港。ここも状況は同じ。延べ竿の餌師の方にたまーに10㎝強の豆アジが掛かる程度。豆アジを狙ってジグヘッドをスローで攻めるとたちまちワームはフグの餌食。
極小ハードルアーには何も反応なし。一気に南に下って調査を継続するか悩んだが、暑さで体も火照っていたので20時に納竿した。
今年のショゴゲームはこれにて終了。今年は暑すぎて、水温が下がった朝マズメの方が優位だった感じ。来年こそはショゴの刺身を喰いたい。待ってろ、ショゴ。カマスは干物にして美味しくいただきました。