房総ソルトゲーム迷走伝
 ～ランガンリポート～

外房・某漁港でデーゲーム

• ２０１９年７月１１日（木）
   １４：４５～１９：３０
• 雨　小潮（満潮12:39　干潮17:42）

前回以降、週末は雨が続いている。次の週末も雨予報。こうなると、都合もあって月末までランガンに行けない。ここは、一瞬の雨間を縫って行くしかない。

朝一に自宅からメールで仕事のやりとりをして、後は部下や同僚に任せて夏休みをゲット。夜はまた降り出しそうなので、今日はデーゲームと決め込んで出発。

いつもの漁港に到着。ポツポツと雨が落ち始めてきたが、このくらいなら大丈夫だろう。まずは港内を探っていく。

３ｇの尺ヘッドDにマナティー３８。船揚場、堤防と少しずつ移動していくが、アタリはない。追ってくる姿も全くみえない。今日は港内にいないのか。

とうとう先端までやってきた。平日と天候で人がおらず、やりたい放題だ。最高！

船道の潮目を通しワームを引いてくると、フグがワラワラと付いてくる。その中にアジらしき姿の魚も。これは是非とも掛けたい。

ジグヘッドやワームを取っ替え引っ替えキャストしていると、何かを掛けた。小さいやつ。安定のムツッ子だ。フグの下にはムツッ子がいっぱいいる。

俺はアジを掛けたいのだ、とワームのスピードを上げ、追ってくる姿をよくよく確認してみると、アジではない。小アジサイズのショゴ。

沖から結構の勢いで追ってくるが、喰わせの間をつくると反転する。小さいのに見切ってやがる。かといってスピードを緩めると、フグやムツッ子。ムムっ、難しくて面白い。

と、ここで雨が強くなり、車に雨具を取りに行かざるを得ない。長い距離を歩いて戻ってくると、フグもムツもおらんがな！もちろんショゴも。釣りあるあるか。

雨が水面をたたき、ジグヘッドすら視認できない。しばらくキャストを続けてみたが、バイトもなくなった。雨が小降りになるまで小休止をかねて、移動することに。

ロケーションのよい小漁港にやってきた。いつもは港内の常夜灯が効く場所を陣取るが、今日はデーゲーム。堤防先端の潮通しの良い場所で開始。相変わらす雨は降り続いている。

まずは３ｇのジグヘッドで広範囲に探ってみるが、バイトはなし。次にタケちゃん１ｇにピンテールのワームで近距離戦。小さめのワインドを仕掛けているとヒット！

またも安定のムツッ子。小さなベイトを追って移動しているようで、一定の間隔でヒットする。今年の秋はムツが豊漁かな。ムツの天ぷら、あぶりが楽しみだ。

その後、スレ掛かりで珍しいやつが。ヤガラの幼魚らしき子。こんなところにいるのかな。

日も沈み常夜灯が点灯したので、若干延長戦に突入してみる。港内に場所を移動し、明暗を探る。が、またもムツッ子。

アジがほんといない。夕方の回遊を期待していたが、きゃつらはやって来なかった。

一瞬の雨間と思って出撃したが、結局雨のコンディション。透湿性のない安い雨合羽で服も濡れてきた。明日は仕事。延長戦もそうそうに切り上げ、外房を後にした。

でもデーゲームは面白い。これまでエギングでデーを行ってきたが、それは湯川さんが「初心者は、まずはデーに挑戦すべき。感覚だよりのナイトはその延長。」と言っていたからだが、ライトゲームも同じ。

ロッドアクションによるジグヘッドの動きがよく分かるし、潮に乗ってドリフトする状況も分かる。感覚だよりでやっていたナイトの答え合わせをしているようだ。さらにはワームを追ってくる姿も、バイトの瞬間も見ることもできる。サイトゲーム楽すぃ！