房総ソルトゲーム迷走伝
 ~ランガンリポート~

外房・某漁港でジグ単練習

横区切り線

昨年末、ソアレCI4+C2000PGSSのチューン・アップを行い、ラインもエステル0.3号に巻き替えた。しかし、納竿出来ずじまい。

ということで、新年の初ランガンでエステルデビュー。今年は、ウルトラライトのジグ単の腕を磨くのだ。具体的には、厳しい状況下でもアジを拾い釣りできることが目標。まずは、しっかり練習する。

やってきたのは、夏は青物、秋はカマスの実績がある漁港。今日は堤防上の人が少ない。魚は入っていないようだ。

海水は激クリア。水深3mはある港内の底が丸見え。メーター級のウツボがゆったり泳いでいるのが分かる。これだけクリアであれば、練習にはもってこい。今は魚が居なくてもよい。

早速、1.2gのジグ単でエステル初キャスト。フロロ0.4号からエステル0.3号に変えたのだが、細糸化した分、ラインの出がいいか。折角なので、フェザーリングもちゃんとやる。

エステルライン

キャストはスムーズ。で、ジグヘッドの感覚はというと、とてもよい。細糸化しているにも関わらず、むしろラインにダイレクト感があり、ソアレBBアジング604ULSのしなやかなティップの動きにジグヘッドが追従してくる感じだ。高比重ラインで水馴染みも問題ない.

TEST lbも1.8lbで強力も期待できる。何しろソアレCI4+C2000に0.3号150m巻きがぴったり収まり、価格も1000円前後。ユニチカ・ナイトゲームのエステル、なかなかよろしい。

使ったロッドがアジングロッドにしては少し柔らかいかもしれないティップのため、1.2gのジグヘッドを水に馴染ませるように操作させたが、1.0g、0.8gと軽くすると、さらにキビキビ感が増し、バランスが良くなってくる。ナイス!エステル。

さて、インプレはここまでにして、初ランガンはというと、17時前に暗くなって、練習から臨戦モード。常夜下へ移動する。魚影が見え始める。

1gのジグ単に明確なアタリが。新年最初に掛けたのはクサフグ。今年は福がやってくる予想。(笑

そうこうしているうちに、本格的に回遊してくる魚影が。アジか。ただ巻きには反応しない。トゥイッチをいれてみると、追ってくる。ワームのテールを啄ばむのが見え、手元にモアっとしたバイトが伝わる。この感覚が啄ばんでいるショートバイトかと、ロッドを握る指に覚えさせる。サイトフィッシングは面白い。

魚は反転する姿からしてセイゴ。ワームを追うが、なかなかアタックしてこない。アクション後のラインスラッグ処理で、ジグヘッドを不安定にさせてしまうと反転してしまう。かといって、テンションが抜けないように早めのリーリングだと追うのをやめる。

ジグヘッドを徐々に軽くし、ついに0.2g。フワつかせながら、そーっとテンションで姿勢を崩さないアクション。するとヒット!やっと掛けた。

セイゴ

抜き上げたのは、20㎝強のセイゴ。持ち帰りサイズではないので、集まってきた猫にお年玉。これを機に、ヒットパターンを把握していく。

如何にジグヘッドの姿勢を崩さず、メリハリの効いたフワッとアクションができるかだ。

セイゴと猫

大きくても25㎝弱の群れなので、掛けたセイゴは全て猫のお年玉。猫がジッと見つめてくる。掛けるたびに猫が増えてくる。

猫

途中、0.2gのジグヘッドをさらに安定させるため、0.2gのガン玉をスプリットとして打つ。これで、微妙なテンションを確保。再びナイス!エステル。

セイゴ

5匹にお年玉を配ったところで、セイゴはおしまい。アジを求めて移動する。今日は21時には北風の強風予報。時間が限られているのだ。お年玉を渡せなかった猫たちよ、すまん。

移動したのは常夜のない小さな漁港。既に北風が強くなってきている。暗闇のなか、20分ほど打ってみるが、アタリはない。さらに移動。

ヒラセイゴ実績港まで南下。既に北風爆風。全てが飛んでいく。クーラーボックスも倒れそう。潮もかなり引いてラインが煽られる。はい、魚を探せません。20時を持って終了ぉ―――。

後半は移動で終わってしまった。これならお年玉を配っていた方が良かったな。ジグ単がまた楽しくなってきた。目の手術もあるし、次は1月下旬かな。

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