房総ソルトゲーム迷走伝
～ランガンリポート～

外房・漁港調査２

横区切り線

海が回復するかなと思うと台風の繰り返し。台風１３号が過ぎ去った後は、お盆に突入。お盆中は向こうの世界と繋がり、いろんな方たちが様々な生き物に宿り、こちらにやって来るので、無闇に殺生をしてはいけないのだ。

ということで、お盆中はスルー。１６日に送り火を終え、１７日に早速Ｇｏ。台風後、いい話をあまり聞かないので、基本の漁港調査へ。

明るいうちにやってきたのは、ここのところ通いつめている漁港。人少なし、激濁り。船揚げ場から調査開始。

ショゴやカマスを対象に、ワームサイズを変えながら探索。生命感なし。フグしかいない。漁港の外側に移動。こちらもフグの大群。

堤防中程のショゴマンションへ移動。ここも濁りで何も見えない。広く探るも生き物がいない感じ。こんなところで粘る必要はない。大きく移動。

やってきたのは、外房の指標となる漁港。船揚げ場周辺から調査開始。こちらもやや濁り。サバも港内にいないようだ。アオリの赤ちゃんがいっぱい。

堤防側の岸壁に人が多くいるが、釣れている様子はない。手前の岸壁を順次調査していく。行きは、２．５インチのレッグワームのスプリット＋ノーシンカー。戻りは、ドリフトアックスにパワーシャッド３インチ。

途中、地元のおっちゃんから情報収集。港内には何もいないよう。サバも港の外に出て、外側ではそれを狙うヒラメやショゴが上がってるよ、と。代わりに、おっちゃんからしっかりショゴを探して教えてと頼まれた。（笑）

岸壁調査の復路、水面がもやつき始めた。何かいる。人が近づくと遠ざかる。と小さなボイル。これはと、パワーシャッドを投げる。しかしヒットしない。何だ？

今度は、突然目の前でボイル。その中を通すとヒット。アタリの出方はシーバスか？でもエラ洗いしない。姿を見せたのはショゴ。あのボイルはショゴの回遊だ。

やりとりを楽しんで抜き上げたのは３０㎝のショゴ。全く準備をしていなかったので、ここからが大変。まずは記念撮影。（笑）

ショゴ

そのあとバケツに水を汲み、〆て血抜き。ドリフトアックスに新たなワームを刺して、さあ２匹目だ。

振り向くと、ボイルの前にアジンガーが２人。なんとアジンガーはショゴを狙っていない。そして投げる場所がない。しかも、群れは遠ざかっていく。

メタルジグの大遠投しか届かないところまで、ボイルが移動してしまった。メタルジグをぶん投げるが、メタルジグには反応がない。結局、そのままで終わってしまった。

まあ、最初から２匹目はいいかと思っていたのでよいのだが、心残りは秘密兵器を試せばよかったと。秘密兵器は、ジェット天秤のトレーラーに弓角。ジェット天秤なら、ギリ届いたかなと。やっぱ冷静さは大事だね。

その後、暗くなってから、船揚げ場周りや常夜の明暗を近距離、長距離探ってみたが、アジ、ムツの姿は見られなかった。フグはたくさん。

所々、コマセの足下サビキに小アジがたまにという感じ。小さな群れが岸壁沿いを回遊していて、順次、少し上がるといったところか。いずれにしても、この時期にしてこの状況は厳しいな。

アジ、ムツはやっぱり南の方が良さそうだ。来週は、用事でランガンはなし。次がショゴ探索の最後かな。